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2-1.小学作文添削コースの4つの特長
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6.思考・判断の評価について

6.思考・判断の評価について

 本システムによる作文添削は、原稿用紙の使い方や表記上の添削指導を越えて、内容・構成の客観的な評価を重視するとともに、「思考・判断」の方向についても評価・アドバイスすることを特徴としています。

思考力とは・・・

<基礎・基本>
 
<「活用する」力>
基礎的・基本的な知識・技能
を確実に習得
思考力・判断力・表現力
等の育成
バランス  車の両輪
「生きる力」の一つの側面である「確かな学力」。 自分で課題をみつけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力などの「生きる力」の育成。「思考・判断・表現」は基礎基本を活用する力であり、「生きる力」につらなる。

【思考力の6つの要素】  (櫻本明美氏より参考にさせてもらいました)
比較
「二つの違いはどこですか?」
いくつかの物事を、同じところ、違うところ、似たところなどに目をつけて比べ、 性質や特徴を明らかにする力
順序
「どのように変化しましたか?」
物事の手順、時間・空間・因果・関心の強さや重要さなどを順序づける力
類別
「A〜Cを仲間分けしましょう。」
目的に合う観点を決めて、いくつかの物事を他と区別したりまとめたりする力 また、類や層を明らかにする力
理由づけ
「〜になっているのはなぜですか?」
物事の結果を引き起こした原因・判断を下した主な理由・連鎖や循環をなす 因果関係などを明らかにする力
定義づけ
「〜をまとめてなんといいますか? 」
物事を抽象化して表したり、簡略に表したりする力、またそのような意味内容を明らかにする力
推理
「これらのことから分かることは?」
知識や経験をもとにして、「知らない・わからない・これから」などの物事について 筋道を立てて推し測る力

 思考は、一般に「○○についての思考」であり、対象がはっきりしない思考は、ただ漠然と「思う」である。学校・社会生活の中での「○○についての思考」は課題解決的な思考が中心となる。だが、そもそも何が課題なのかを正確に理解し、認識していることが前提である。課題の正確な認識なくして、解決はない。

 課題は学校や入試で課されるテスト問題や宿題だけではない。学校や家庭での生活、勉強や生き方、友人などとの関係、政治・経済・社会の時事問題、自然や環境の問題等々、小・中・高生の考えなければならない課題は多い。社会人になれば、仕事上の課題は山ほどある。

 学校教育では、教科の学習に対応して、数学的な思考・科学的な思考・社会的な思考に分けられ。思考・判断したものは表現されなければ意味がないので、作文=記述するための国語の力が必要になる。作文の記述条件が細かく指定される場合もあれば、全くの自由記述という形式もある。

 与えられた課題に応じて、どのような思考を働かせているかを評価することになるが、次のような評価観点が参考になる。

●主に学習指導要領よりみた、思考・判断の過程

数学的な思考・判断
科学的な思考・判断
社会的な思考・判断
事象を数理的に考察する
文章,表や図に整理して記録するという表面的な現象の評価
課題の正確な理解
  @理科的事象から解決すべき課題を設定する   @社会的事象から解決すべき課題を設定する
 
 
根拠を明らかにし、筋道を立てて体系的に考えること,言葉や数,式,図,表,グラフなどの相互の関連を理解する。   「知り、応用し、推論する」という論理的思考に基づいて、「情報を解釈する」「科学的説明をする」「証拠から結論を導くための推論をする。   A事実関係を正確に把握し、学んだ知識・技能、経験、そして考え方や見方を動員する。
 
 
事象を数学的に定式化し,数学の手法によって処理し,その結果を現実に照らして解釈する。   観察・実験の分析や解釈を通じ規則性を見いだしているか。
(仮説と検証)
  B物事の相互の関連を多面的・多角的考察し、規則性を見出したり、因果関係や時間的・空間点関係などを明確にする。
 
 
推測したり見いだしたりした数や図形の性質などを的確に表したり,その妥当性などについて根拠を明らかにして筋道立てて説明したり,既習の数学を活用する手順を順序よく的確に説明したりする。   学習課題を「解決するため」の「見通し」をたてる。   C解決の推論・予測して解決の見通しをつける。
 
 
多段階の「数学化」のプロセス
(PISA資料より)
次の8つの能力が関わっている。
・思考と推論・論証
・コミュニケーション
・モデル化
・問題設定と問題解決・表現
・記号による式や公式を用い演算を行う
・テクノロジーを含む道具を用いること

数量や図形などに関する基礎的な概念や原理・法則数学的な表現や処理の仕方,事象を数理的に考察し表現する能力

「自分の考えをまとめ」、「学習課題の解決」する。   「自分の考えをまとめ」、「学習課題の解決」する。
     
学んだ知識・技能、考え方や見方、そして経験を活用して、(物事相互の関係や規則などを見出し、)多面的によく考える。
(学校教育での多くの過程は、思考力そのものが、基礎・基本的な知識・理解の内在が前提となる。)


判断力とは・・・

判断力とは、「思考したことを取捨選択」したり、「組み合わせ」たりという「価値判断」をし、主体的に「よりよいものを決定する力」である。

ここでは判断力を、思考に方向性を与えるものとして、思考力とは区別して評価を試みる。

  人生の過程でであうであろう公私のさまざまな困難や課題に対して、積極的に取り組み、思慮深く思考し判断し行動し解決する能力が必要である。
判断力は、課題を解決するための見通しをもつことで、どんな情報が必要か、どのような思考方法を採用し、解決するための自分の思考内容を決定する。

「判断」は問題解決の中で行われる内的な働きで、思考と同時進行であり、情報や過去の経験、その関係づけ方を選択・決定する働き、思考を支え、制御し方向付けていく働きであると言える。

思考・判断の 評価ルーブリック
1.思考
(5点、1つを選択)
  1 学んだ知識・技能、考え方や見方、そして経験を活用して、物事相互の関係や規則などを見出し、多面的によく考えています。 5
  2 学んだ知識・技能、考え方や見方、そして経験を活用して、物事相互の関係や規則などを見出し、多面的に考えるようにしましょう。 4
  3 学んだ知識・技能、考え方や見方、そして経験を活用して、考える力をつけ解決策を考えましょう。 3
  4 学んだ知識・技能、考え方や見方、そして経験を活用して、考えるようにしましょう。 2
  5 学んだ知識・技能、考え方や見方、そして経験を活用して、考えるようにしましょう。 1
2.判断(5点、複数を選択して加点) 国語 1 作文から、伝える力,思考力や想像力及び言語感覚がうかがえます。 1
国語 2 一生けんめいに作文に取り組み表現しようとする姿勢がみられます。 1
理科 3 科学的、論理的な見方や考え方を生かして判断しています。 2
社会 4 事象について相互の関連を多面的・多角的に考察し判断をしています。 2
数学 5 数学的、論理的な見方や考え方をふまえて判断しています。 2
音楽 6 音楽を愛好する心情と音楽に対する感性がうかがえます。 2
美術 7 美術のよさや美しさを感じ取り、それらを大切にする心がみられます。 2
保体 8 生涯にわたって運動に親しみ、健康と体力の保持増進を図ろうとする態度がみられます。 2
技術家庭 9 生活と技術とのかかわりを理解し、進んで生活を工夫し創造する態度がみられます。 2
公正 10 公正かつ適切に判断する能力や態度がみられます。 2
生活 11 生活を明るくし、強く正しく生きる意志をもって判断しています。 2
公平 12 みんなのことを考え、公平に判断しようとしています。 2
積極 13 前向きに、積極的に取り組む姿勢をもって判断しています。 2
生命 14 生命を尊重し、他人を思いやる心をもって判断しています。 2
自然 15 自然を愛し、美しいものに感動する心をもって判断しています。 2
伝統 16 日本の伝統と文化に対する理解と愛情をもって判断しています。 2
社会 17 社会の健全な発展を願う態度をもって判断しています。 2
世界 18 世界の風土や文化などを理解し、国際協調の精神をもって判断しています。 2


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