![]() |
![]() ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|||
|
はじめに
|
アルハンブラ宮殿
|
||||||
|
アルハンブラ宮殿 場所:スペイン・グラナダ |
||
| 世界遺産名: | グラナダのアルハンブラ宮殿、ヘネラリーフェ離宮、 アルバイシン地区 |
|
| 登録年: | 1984年 | |
| 種別: | 文化遺産 | |
|
アルハンブラ城の城壁はかつて白かった。 写真は、アルハンブラの城壁で解説する案内人。話にオチがあり人気があった。 |
|
![]() |
アルハンブラ城 西暦711年に北アフリカのイスラム教徒たちがジブラルタル海峡を渡ってイベリア半島に上陸した。彼らは3年間でほぼスペイン全土を支配してしまった。 アルハンブラ陥落後は、スペインはキリスト教・カトリックの牙城となるが、イスラムを駆逐したカトリックは古代ローマがそうであったように、制服した地域の文化や宗教を尊重し、民衆の活力を次の建国に役立てただろうか。その後の混乱した歴史の中でイスラム文化がいっそう怪しい輝きを増しているようだ。 |
|
![]() |
カルロス5世宮殿 真ん中で声を出すと建物全体にこだましてスピーカーがいらない。案内者の説明でみんなが中央で手をたたいたのにはまいった。 |
|
![]() |
メスアール宮の全景 中庭の緑の生け垣は糸杉を成形したもの。糸杉をこんな形にするというのは、抽象化と幾何学模様が好きなイスラム文化の特徴なのだろうか。ヘネラリーフェの庭でも糸杉を使った大規模な成形があったし、マリリッドの王宮の庭でも見た。 宮殿の内部は全体的にこぢんまりした印象。やたらばかでかいとか、ただっぴろいのではなく等身大の建物で住みよい感じ。 現代にも通じるセンスで心地よい宮殿のイメージ。 |
|
![]() |
柱の上まで細かな細工がほどこされている。壁は漆喰でできていて、それに彫刻がほどこされている。 イスラム風建築はゴシック様式などと比べるとスッキリ洗練されている印象だが、イスラム独特の壁の装飾があるようだ。 それにしてもこの天井まで続く装飾は。 |
|
![]() |
メスアールの中庭に面した2つの扉の前で 扉の右側の柱が曲がっている。案内人の話では、レバノン杉でできた船から採った材木を使っているため、船の曲線の形がそのまま残ったためだという。 レバノン杉は古代から貴重な木材で宮殿や船の建造に使われていたが、非常に貴重な材料でこのスペインには植えられていない。地中海の限られた地域にしかなく、多くは伐採されて絶滅寸前だとか。 木材はアルハンブラ建築当時でも貴重な建材だったようだ。 |
|
![]() |
メスアールの中庭 イスラム風の建築では、このような中庭を家の中につくるようだ。 明るく居心地のよい庭で、大理石を敷き詰めているのに冷たい感じがしない。なぜかちょうどよい大きさで明るく居心地がよい。中央の小さな噴水はイスラム文化の象徴か。砂漠の中のオアシスのイメージか。 |
|
![]() |
コマレス |
|
![]() |
この宮殿の向こうに塔の上部がみえている。この塔もまたシンメトリーであり、手前の宮殿のつくりとマッチしている。このシンプルな虚飾のない美しさは何だろう。 とにかく、日本にいては味わえない感覚に大満足。この風景はなぜか印象に残る。これがイスラム文化の精華か。 カトリックのゴシック様式とは対極にあるようなイスラム文化の精神が感じられる。 いつまでも眺めていたい風景だが、すぐに両端の石の道を歩く人が出てきてしまった。しかたがないので私もあるいた。 水槽の深さは2mと深い。藻などもあり魚がいて飲み水には適さない。 |
|
![]() |
モザイクのタイル 宮殿内部の壁の下半分には不思議な模様のタイルが張られている。 このタイルはモチーフは植物の葉っぱだが、黒い葉っぱを並べたものと思いきや目の感覚を反転させバックの白に焦点を合わせると黒いバックに白い葉っぱが浮かび上がってくる。 これはエッシャーのだまし絵ではないか。あっちこっちのタイルの多くはこのだまし絵のデザインになっている。 エッシャーのだまし絵は彼がこのアルハンブラを訪れこのタイルを見たことによるインスピレーションから生まれたとのこと。やはりそうであったかと納得。 この他にも、不思議な幾何学模様のタイルがあり、小さなデザインをほどこされたタイルが組み合わされてひとつのデザインを作り、それが組み合わされてさらに大きなデザインを作り、そのデザインが組み合わされてさらに大きな・・・というように無限にまとまりながらも拡散していくこの模様のデザインセンスはいったい何なのだろう。 |
|
![]() |
シンプルにして複雑、繊細にして大胆。広大な砂漠のひとつひとつの砂粒のような造形と全体としての開放的な造り。イスラム文化は深い。 写真の文字のようなものは、「神のみぞ勝利者なり」とか。
|
|
![]() |
ライオン宮の中庭 この芸術性の高い中庭の中央に、ライオンの噴水がある。 12頭のライオンが円形に並べられ、その口かに水が流れいてる。ライオンの背中には12角形のお皿がのせられており、そのお皿は噴水になっている。 二姉妹の間などがありハーレムだったのではという話もある。 実際は不明。 |
|
![]() |
12頭のライオン
|
|
![]() |
鍾乳石飾りの天井 鍾乳石造りは、9つの石膏でできた部品を組み合わせたもの。 イスラム社会においては、現在にいたるまで鍾乳石は宗教的な表現の飾りとなっているという。 |
|
![]() |
ライオンの口や噴水とは別に4つの部屋にも小さな噴水がある。 柱越しにみる噴水は、椰子の木越しに泉をを見ているイメージではないかという話もある。 砂漠の民には、椰子の木と泉のイメージが一番憩いの場となるのかもしれない。 |
|
![]() |
アルハンブラの片隅で宮殿を修復している人。
|
|
![]() |
鉄格子の中庭 2階に鉄格子が張ってあるためそうよばれているのかもしれない。 宮殿の中庭にしては、ずいぶんこぢんまりとしているが、なぜか心休まる空間になっている。 |
|
![]() |
リンダハラの中庭 この庭だけが木や草花が植えられている。 コマレスの池やライオンのシンプルさと対象をなしているが、やはり緑の植物は美しい。 |
|
![]() |
パルタル 池の側に立つ貴婦人の塔といわれている。 緑と池と草花に囲まれた塔が美しい。 |
|
| ヘネラリーフェ離宮、 アルバイシン地区へ |
||
| poto by miura 2002.11 mail:お問い合わせ | ||