■記述式問題の採点方法の理想形を追求
 近年テスト業者による学力検査では、活用型の出題が増えてきています。ところが、採点に関する技術は、これに追いついていないというのが現状です。自由記述問題の採点は、単純な○×では採点者によって大きなブレが出てしまい、正しく判定できません。解答者の記述内容を観点ごとに分解して、それぞれの到達レベルを決定した上で、観点別採点の組み合わせで1小問の正誤を判定するという方式であるべきです。
 ここでひとつ大事なことは、採点という業務を行う場合の効率性です。理想的な採点方法であっても、それが時間のかかってしまうものでは役に立ちません。観点別の採点を、最大10個の「解答類型」にパターン化し、違いがわかるように言語化することで、採点者が選択しやすくなります。
 そんな理想を実現したのが、弊社イントの「解答類型入力採点システム」です。小問ごとに解答類型を選ぶだけで、当該小問の正誤情報と配点情報も自働的に入力されますので、採点にかける時間の大幅な短縮も可能です。
[参考]「活用型学力」=新しい学力の定義
 「PISAテスト」や「文科省全国学力調査のB問題」などの出題のあり方を見ると、今後の学力として必要とされるのは、次のような力だと考えられます。
知識や技能を、実生活の様々な場面で直面する課題に活用する力
図表・グラフ・地図などを含む文章から、解答に必要な情報を取り出す力
「自由記述」の問題にストレスを感じない力
答えを導き出すための方法や考え方を説明する力
自分の意見を論理的にわかりやすく表現する力
 この学力は「活用型学力」といわれるものです。
「解答類型入力採点システム」のメリット
(1) 採点者に対して
採点の判断を補助し効率化を図る
(2) 教師に対して
どういう間違え方をするケースが多いのかなど、より細部の分析ができ、事後の学習指導に役立つ。
(3) 生徒に対して
なぜ減点されたのかなど、改善すべきポイントが明確になるため、事後の学習が効果的に行える。
■「解答類型入力採点システム」のフロー